瀬戸内しまなみ海道を1日で横断した時の話

瀬戸内しまなみ海道って?

美しい島々とそれらを繋ぐ橋が織り成す海の道「瀬戸内しまなみ海道」。広島県尾道市と愛媛県今治市を結び全長は約70km!
サイクリングをしながら、瀬戸内海に浮かぶ島々の風景を楽しむことができます。また、「サイクリングロード」は日本で初めて海峡を横断できる自転車道として有名です。

プランの説明

まずは、僕がしまなみ海道を1日で横断した時のコースを紹介します。

  1. 広島県尾道で自転車レンタル
  2. しまなみ海道サイクリング
  3. 愛媛県今治駅で自転車返却
  4. 電車で松山市道後に移動
  5. 道後温泉に入り、宿泊

というざっくりとしたプランでしまなみ海道サイクリングを2018年8月に決行しました。
ちなみに、その前日は岡山でボランティアをした後、尾道に移動し宿泊しました。

まずは、尾道港レンタサイクルターミナルで自転車選び

しまなみ海道には要所要所で、レンタサイクルのスポットがあります。
どこで借りても、どこで返却してもOK!

先ほどのプランのように、僕は広島県尾道を出発地点。反対の愛媛県今治を終着地点と設定したので、尾道港のレンタサイクルターミナルで自転車を借りました!

大人1,100円
子ども(小学生以下)300円
レンタル料金1台1日

フェリーに乗って、いざ出発!

自転車を借りて!いよいよサイクリング開始!と、言いたいところですが。
慌てない、まずはフェリーに乗って向島へ移動!
そこから、水色ラインで導かれるルートにそって実感のない70kmをひたすら爆走。

Mr.Children のイノセントワールドと肩を並べるほど、果てしなく続いています。
果てしないく続く~♪ 

中間地点あたりでハプニング発生!?

なんと、まだまだ前半という時に自転車がパンクするというアクシデントが発生!太ももの終わりを覚悟するも、知恵を絞り「検索」という選択をしました。
どうやら、パンクや故障があった場合は、ルート上のサイクルスポットで無料で自転車交換ができるらしい、、、
僕はパンク地点から近いサイクルスポットになんとか到着し、自転車を交換し事なきを得ました。

また、パンク地点からサイクルスポットが遠い時、連絡をすると迎えに来てもらえるらしいので、絶望するまえにスマホに頼りましょう!

途中途中にも楽しめる場所がある

サイクリングコースの途中にも見所がたくさんあります。大きな橋で海を越えたり、細い山道を駆け下りたり、またサイクリストの聖地とかかれたモニュメントなど、撮影スポットもたくさんあります。
なにより全速力で自転車をこいでいるので、ちょっと休憩によるスーパーも天国のように感じます。

コースは一つの島を横断したり回遊したり、長い傾斜をのぼることもあり太ももをかなり追い込みます。ただ、海を見ながらのサイクリング、爽快感は半端ないです。

無事、最終目的地の道後温泉に到着したが、、、

一日日中ひたすら自転車をこぎ続け無事、愛媛県今治駅に到着。
お世話になった自転車を返却し、電車に乗り道後温泉へ。

疲れ果てた後の、温泉は最高~~!!と思っていたが、、、
朝から夕方まで、太陽のもとにさらされた肌は、火傷と言っていいほど日焼けしており、温泉につかった瞬間に激痛をおぼえました、、、

もはや入れるレベルではなかったのですが、折角ここまで来たので、1分ほど我慢をしてはいりました。もはや修行のようだったのを覚えています。

後に、痛みと戦うことになるとも知らず、悠々と肌を露出している写真がこちらです。

道後温泉をまったく楽しめなかったというオチまで用意してくれた真夏のしまなみ海道横断は、とても疲れましたが、なんだかんだ、それ以上にとても気持ちよく充実した旅でした。
みなさんも、(できれば真夏は避け)しまなみ海道横断に挑戦してみてはいかがでしょうか?

番外編:僕が見逃してしまった、しまなみ海道の観光名所

実は、しまなみ海道って途中に宿泊施設もあり、2、3日かけて横断するのが一般的なようです。そんなところを1日で、横断したもので、実は時間にそんなに余裕がありませんでした。本当に自転車をこぎ続けていた。

しかし、しまなみ海道サイクリングで訪れる島々には名所がたくさんあります。

大山祇神社

大三島にある神社で戦いの神が宿ると言われています。歴史上の多くの人物たちが訪れた神社なので歴史好きの方にもオススメです!

http://www.oideya.gr.jp/spot/area_shimanami/history/ohyamazumi.htm

因島水軍城

小説にもなった「村上海賊(村上水軍)」の貴重な資料を展示した日本で唯一の水軍城です。村上水軍の甲冑や刀剣、戦術を記した巻物などの資料が展示されています。

https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/soshiki/38/1042.html